バンパーを外すと骨格部位に未修理箇所を発見!
2020年12月5日
「ストップ粗悪修理」では、次世代自動車研究委員会や広報委員会を中心に収集している他社工場での粗悪修理情報を公開しております。不具合車両の撲滅とユーザーへ安心と安全を提供すべく、本来あってはならない修理不具合・不正修理の現状・実態を明らかにし、適切な修理を行うことの重要性を呼びかけております。
フロントバンパー接触程度の軽い事故で入庫した車両のフロントバンパーを取り外したところ、写真の様に過去の事故で損傷し未修理の箇所があった。損傷箇所は変形する程のダメージを受けており、錆も発生していた。
「外側から見えないところであれば解らないだろう」という安易な修理業者の判断から起きた未修理事例である。幸い今回は軽い事故であったが、もし損傷が残った状態で再び大きな衝撃力を受けた場合、骨格部位の衝撃吸収力が十分でない為、乗員にまでダメージが及ぶ可能性も否定できない。