修正不良でホイールアライメントが狂っていた!
2025年10月27日
「ストップ!粗悪修理」は、次世代自動車研究委員会や広報委員会を中心に収集している他社工場での粗悪修理を紹介しております。当コンテンツは、本来はあってはならない修理不具合・不正修理の現状・実態を明らかにし、適切な修理を行うことの重要性を呼びかけることで業界の健全化に寄与しています。
![]() |
![]() |
入庫車両を確認したところ、前回の事故修理で、フードレッジパネルの修正が不十分であり、車体寸法に狂いが生じていた。これは車体修正時の粗出し作業が不完全であったことに起因する。その結果、フロントのホイールアライメントが狂い、タイヤに偏摩耗が発生していた。これは、車体修正作業時に正しい車体寸法に戻すための引き作業が不完全であったためと考えられる。このような車両は、走行時にハンドルが一方向に取られる可能性があり、非常に危険である。


