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右前部バンパー損傷によるエンジンルーム骨格部位の剥がれ

ストップ粗悪修理
2025年9月1日

「ストップ!粗悪修理」は、次世代自動車研究委員会や広報委員会を中心に収集している他社工場での粗悪修理を紹介しております。当コンテンツは、本来はあってはならない修理不具合・不正修理の現状・実態を明らかにし、適切な修理を行うことの重要性を呼びかけることで業界の健全化に寄与しています。


写真の右前部バンパー損傷車両について、事故の衝撃によりエンジンルーム骨格部位であるラジエーターコアサポートアッパーのスポット溶接箇所が剥がれていることが判明。今回の剥がれは、前回の修理時に同パネルを交換した際のスポット溶接が不完全であったことが原因と判断されます。剥がれた箇所には塗装のひび割れも確認されています。
エンジンルームの骨格部位は車両の走行性能に大きく関わる重要な部分であり、今回の不具合により車体寸法が正しく修正されていない可能性が高いと考えられます。このような状態が続くと、サスペンション位置の変化によるホイールアライメントの狂いなどが発生し、走行性能に重大な影響を及ぼす恐れがあります。